高濃度ビタミンC点滴や血液クレンジング(オゾン)療法をする前にG6PD(ジー・ロク・ピー・ディー)因子(いんし)検査をすることがあります。
そのG6PD検査についてお伝えします。
G6PD因子検査とは
G6PD因子検査は、G6PD因子欠損症を調べる検査のことです。
G6PD因子欠損症は名前の通りでG6PDという酵素がない病気で
・遺伝性の病気
・アフリカに多い
ことが特徴です。
日本人の発症率は0.1~0.5%と言われています。
血液中の赤血球が壊れやすい状態になっているので、貧血や溶血といって血液が壊れ、その影響で腹痛や血尿がでる場合もあります。
検査は血液検査(採血)をして調べます。
美容点滴となぜ関係があるの?
クリニックによっては、高濃度ビタミンC点滴、血液クレンジング(オゾン)療法を受ける前に検査をする場合があります。
高濃度ビタミンCでは50g以上の点滴をする場合、G6PD因子欠損症をもつ方は溶血発作(めまい、たちくらみ、動悸、息切れ)などの症状がでる場合があります。
血液クレンジング(オゾン)療法の場合は、血液そのものを採取したり戻したりするので、血液が止まりにくくなったりします。
その他の白玉注射やにんにく注射などは不要です。
必ず検査が必要なの?
クリニックによります。
日本人の発症率は0.1~0.5%と低いため。クリニックによっては任意で希望する方のみ検査をすることも多いです。
検査する場合は自費となります。
はじめて美容点滴をされる方で心配な方は、クリニックで相談しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この記事はお役に立てましたか?
参考にしていただけると嬉しく、私の励みになります。
記事が役に立ったと思われた方は、ぜひシェアをお願いします。